2018年2月25日日曜日

夕日





昨日は1月に相次いで亡くなった、母方の伯父と伯母の49日の法要。
昨年末には父方の伯父が亡くなり、近所に住む方も急に亡くなった。
そういう年回りなのだろう。











父もまた桵芽好みし上戸たり

ちちもまたたらめこのみしじょうごたり



2018年2月14日水曜日

鹿児島





志布志に住む、四十年来の友人との旅行のはずだったが、出発前日に急な病で行けなくなったとの連絡。
宿はそのまま残してもらって出発することにした。



霧島神宮




彼が立ててくれていた予定とは、全く違った展開になってしまったが、それも旅の面白さなのかもしれない。






 桜島




維新ふるさと館で流れていた手鞠唄・・・

一かけ 二かけ 三かけて 四かけて 五かけて 橋をかけ 橋の欄干 手を腰に
はるか彼方を 眺むれば 十七八の 姉さんが 花と線香を 手に持って
もしもし姉さん どこ行くの 私は九州 鹿児島の 西郷隆盛 娘です
明治十年の 戦役に 切腹なさった 父上の お墓詣りに 参ります
お墓の前には 魂が ふうわりふわりと ジャンケンポン

初めて聞いた唄だったが、妻は小学生の頃、この唄で手鞠をして遊んでいたらしい。






知覧武家屋敷



池田湖と開聞岳






二重鳥居の諏訪神社







根占-山川フェリーの欠航、南の鹿児島での思わぬ雪による高速の通行止、最後まで予定はどんどん変わっていった。
だから旅は愉快なのかもしれない。



雄川の滝





西郷どんや妻口遊む手鞠唄

せごどんやつまくちずさむてまりうた


2018年2月5日月曜日

白猪の滝・滑川渓谷





松山近郊の東温市には、ちょこっと散歩がてらに行くことの出来る、見事な氷瀑がある。




アイゼンを用意していれば、駐車場からものの15分の白猪の滝。




見事な凍滝となっていたが、遊歩道は完全に凍結している。
訪れる人達は殆どが普通の靴、結構な坂道である。
藁を靴に結びつけている人もいるが、そのままで上って来る人の方が多い。
小さな子供連れの親子も多く、皆一様に滑らないように慎重に上って来る。
自分ならば、恐くて家族を連れて来れないだろう。










白猪の滝から車で20分ほどの場所にあるのが、滑川渓谷。




全長1㎞にも及ぶ、ナメラと呼ばれる美しい川床沿いを、アイゼンをつけてゆっくりと進む。




こちらは訪れる人もまばら、行き止まりの奥の滝まで15分ほど。













しばし幽玄の世界に身を浸す、なんて贅沢な時間。





笹鳴や舌に金平糖溶けて

ささなきやしたにこんぺいとうとけて