2015年11月5日木曜日

天空の城・竹田城





天空の城と称される兵庫県和田山の竹田城は、標高353.7mの虎伏山の山頂に築かれる。
1600年に廃城となったが、険しい地形にありながら曲輪のすべてを石垣で取り囲んだ城郭は、今も美しくその雄姿を残している。




一度は訪ねてみたい場所だったが、なかなか機会を得られずやっと京都へ行くついでに立ち寄ることが出来た。




城を望むには正面に位置する立雲峡が最適、駐車場から20分の第一展望所へ登山。




そして竹田城址へ。




山頂は広く、ゆったりとした時間が流れている。




城址から望む、立雲峡のある標高757mの朝来山。

秋から冬にかけての、よく晴れた早朝に発生する朝霧が但馬地方の風物詩。
この雲海に包まれた城址が天空の城・日本のマチュピチュと称されるようになったが、この幻想的な風景が見られるのは天気次第。
翌日の天気は雨。




朝4時に目覚めるが天気予報どおり雨。
あきらめていたら、宿の方が雨ながら霧は出ているとのこと。
8時に宿を出て立雲峡の駐車場へ向かう、しかし逆に霧が立ち込め辺りは全く見えない。
30分車で待っていたが、とりあえず合羽を着て展望所へ向かう。
1時間30分後、雨が上がり少し霧が晴れて城が顔を見せてくれる。













最後まで霧は出たり引いたり、また晴天の日の見事な天空の城を望むことは出来なかったが、古の浪漫を少しは垣間見れたようだ。





3 件のコメント:

  1. 墨絵の世界も垣間見られましたね。霧の動きが雲海のようで素晴らしい一瞬でしたね。羨ましい。
    これで持ってない人間だといわれると、こちらとしては片腹痛い。(笑)

    小生も、昨年は長く粘って粘って待ったのですがダメでした。私の知り合いは夏に雲海を撮しているのですから、持っている人間はそれなりにご褒美があるのですね((>_<)ヽ ナケルゼェ) 

    返信削除
  2. 霧が流れて最初に一瞬山影がのぞいた時は感動しました。
    でもすぐに霧の中、時間に余裕があって良かったです。
    満室だった宿泊者で山で見かけたのは2人のみ、他の方はこの景色を見ずに帰られたのでしょう。
    kyo-chanさんのリベンジに期待いたします。

    返信削除
  3. このコメントは投稿者によって削除されました。

    返信削除