2015年2月21日土曜日

長崎の鐘





長崎の街は京都や奈良と違ってとても小さいけれど、その狭い地域に見るべき過去のたくさんの遺産、食べ物、産品等いろんなものが凝縮されている。
坂道だらけの不思議な街。




何度も訪ねてほとんどの場所を知っているつもりだったのに、ホテルを出てぶらっと歩くと、趣のあるお寺の山門に着いた。




万寿山聖福寺。
山門脇に祀られているのは弥勒菩薩座像、どうみても七福神の布袋様と思いきや、布袋と弥勒菩薩は同体と定義づけされている。




裏手の墓地、そしてその上の坂道をひたすら登ってみる。




山の上には長崎中学や長崎東高校、どんどん下ると長崎くんちで有名な諏訪神社に着いた。




日本三大稲荷の一つ、祐徳稲荷神社の造りは荘厳。




初めて訪ねたが、朱というより赤に近い美しい神社。
清水寺のように木の造りであれば、違う世界が垣間見れたはず。




今世界では宗教に起因する争いが多々起こっているが、日本では過去のもの。



今回世界遺産に登録される予定の教会群のうち、平戸の田平天主堂を訪ねた。
明治期になり宗教の自由が確立され、貧しい教徒達が食べる物も惜しんで建てられたという、ステンドグラスの美しい教会。




平戸、そして長崎にはキリスト教弾圧の悲しい過去の遺産が数多く残されている。







 カモメは自由だ。



オランダ商館



平戸城



名護屋城址



唐津城




近いうちにもう一度天草へ、そして五島を訪ねようと思う。


長崎の鐘荒星を砕くかな

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