2013年2月23日土曜日

美味いもの図鑑 vol.1





巷にはよく見られるというシロハラに、やっと出会うことが出来ました。
付いて行くと、自分との距離を保ちながら、餌を探して歩きます。




意外と愛嬌のある顔です。




トラツグミにはなかなか会えない。




同日、蕗の薹を探しに神南山山頂辺りまで車を走らせました。
昨年、たくさん見つけたので味をしめていたのですが、まだ少し早いようです。
本当に小さいのを20個ほどゲット。




当然、天ぷらにビール&熱燗、食べるのには程良い大きさです。
次回は自転車で登ってみよう。

さて、出張時の食事は饂飩かラーメンか蕎麦が定番ですが、たまには美味いものも食べます。
といってもあまり高いものはよう食べませんが、お気に入りの美味しいものを紹介していきたいと思います。


瀑的美味いもの vol.1

「丸福 レバニラ炒め定食」 

高知市本町大橋通り

レバーはあまり好きではないのですが、この店のレバーは別です。
元来はラーメン屋さんで、カウンターから見る大将の見事な火の使い方と、手際の良さにいつも感心して見ていました。
以前は中華丼をよく食していましたが、周りの方が注文しているレバニラ炒めを注文してみると、これが美味い。
程良い大きさのレバーに少し衣をつけて揚げ、そこにニラともやしや人参と合わせて素早く炒めます。
火の通し方が抜群で、野菜のシャキシャキ感とレバーの旨味が嫌らしくなく味わえます。



  950円
 

2013年2月16日土曜日

ウソです





雪山にうつつを抜かしているうちに、梅が満開になっていました。
梅に鶯、ええなぁ春の到来です。




嘘です。梅に目白です。




本当はこちらがウグイス。
嘘かもしれませんが、たぶんこちらがウグイス様です。




ウソです。嘘ではありません、鷽です。




泡水師匠から今年はウソが多いと聞いていましたが、群れになって現れてくれました。
頬の赤いきれいな方が♂、照鷽ともいいます。





こちらは♀、雨鷽ともいいます。
歳時記ではウソは春の鳥です。
1月7日に太宰府天満宮で行われる行事、鷽替えは新年の季語になります。
昨年の凶事を嘘にして、今年の吉に替えるという祭典です。




時間があれば、俳句をさぼって野歩き、川歩きにでかけます。
カワラヒワは群れをなして高い梢で鳴いています。




黄金のカワラヒワ。




この時期のホオジロはあまり囀りません。




アオジはけっこう五月蠅いです。




シジュウカラは実を食べるのに夢中です。
バードウォッチングは耳を澄ませて鳴き声のする方にそっと歩き出します。
寒い時期の耳あて帽は必需品ですが、片方は耳を出してます。



コゲラ



エナガ



ツグミ



モズ♂



モズ♀



シメ



セグロセキレイ

モズのテリトリーはけっこう狭いですが、BAKUのテリトリーは海、川、山とけっこう広範囲です。


2013年2月11日月曜日

雪の大座礼山 -眠れる山毛欅の巨人達-





何とかルートを確保し高度を上げて行くと、植林地帯から雑木の間をぬう道になり、道に迷うこともなくなった。
熊笹や低木に付いている、いろんな形の雪を楽しみながらゆっくりと登る。
しかし、木々に氷が付いていない。
うーむ。




小さな木から雪の棘が出ている。
よく見ると、木を覆う苔から花のような赤い胞子?が伸び、そこに雪が付いている。




平家平、三ツ森山から続く縦走ルートの分岐の尾根に着いたのは、12:05。
普段の倍の時間がかかっている。
雪山は時間がかかるものなのだ。@写真を撮るのに夢中




折り返す形で斜め上への道を進むと、この辺りから樹に雪が付いてきている。
石鎚山系の他の山は標高があるが若干低い大座礼山、少しほっとする。




まもなく大山毛欅の聖地に到着。
山毛欅の巨人達は、ひっそりと堂々と雪の中に佇んでいた。
枝の先の溶け始めた樹氷が、少しの風に落ちてくるが、青空に映え、まるで桜が咲いているように美しい。




























イナバウアーの樹も、以前のままに迎えてくれた。




どうか、この森が静かなままに、大山毛欅達を守って欲しいと節に願う。




山毛欅林から山頂までは10分程、1587.5mの山頂へは13:30に到着。
遅い昼食、食べることを忘れて、山毛欅達に見惚れていたようだ。




前回来た時は、ガスの為山頂からの景色は望めなかったが、今日は絶景が広がっている。
先週訪れた剣山系も望め、感慨も一入。
そして誰にも邪魔されない山頂、山毛欅の巨人達との再会、最高の山行である。




14:20に山頂を後にし、登山口到着は15:35。
林道から本道に出て直ぐに、ドライブ中の夫婦の車が雪道にスタックしておりレスキュー。
19:00に自宅に到着。
本日は聖がいない為?温泉はなし。





2013年2月10日日曜日

雪の大座礼山 -静かな山-




雪の大座礼山へ一度登りたい、山毛欅の巨人達に逢いに行きたいとずっと思っていたが、除雪している道ではないので、厳冬期にはまず行くことができない。
逆に温かければ道は通れても木に雪が付いていない。
今週も難しいと思っていたが、金曜日に松山での会議の帰りに皿ヶ嶺を望むと、山頂付近は白くなっていた。
これはチャンス。




朝5:40に家を出発。新居浜から大永山トンネルを越え、高知県境を目指す。
マイントピア別子を過ぎた辺りから道には新雪、そして 素晴らしい雪山が望めた。
上の写真が伊予冨士、下が笹ヶ峰、青空に映えている。




気温はマイナス4℃、別子のダム湖は凍っている。
今回はbumisanの車高のある四駆だが、早々にチェーンを装着した。
旧筏田津山荘からの大田尾越の山道(どこも山道だが)に入ると、新雪の上に轍がない。
おまけに雪の重さで木が倒れ、その上に岩がごろんごろんと横たわっている。
2箇所ほど雪道にスタックしたが、何とか9:40に登山口に到着した。




当然、車は1台もない。
物好きは我々だけのようで、静かな山行になりそうだ。




登山口横の小さな渓も雪。
しかし道にはけっこう雪があるのだが、木には氷が付いていない。
少々不安を覚えながら、アイゼンを装着し10:05に登山を開始。





昨日は1日でけっこう降ったようで、最初から30~40㎝のの雪道。
まだ雪が湿っていないので意外と歩き易い。
何度か渓を横切り、氷の造形美を楽しむ。










しかし静かだ。
たまに木の上から音一つ立てずに雪の塊が落ちてくる。
首に入ってギャーと叫ぶ仲間の声が山に響く。




上流部の渓は凍り付いている。




木の間から北に位置する山々が見えてくる。
東赤石山、八巻山。
登山口には車が止まっていなかったので、この山も静かなことだろう。




少し東の赤星山、カタクリの花もそろそろ芽吹いている頃か。





誰も歩いていない道はとても気持ちがいい。
しかし、ルートがわからない。
この斜面を登るか?斜めに行くか?
答えは10m登り、そこから斜めに進むが正解だった。
前回来た時の微かな記憶が頼り、雪山のルート確保はとても難しい。


TO BE CONTINUE