2012年12月13日木曜日

大注連縄の作り方





秋祭りの頃なので随分前になりますが、地元のお宮の大注連縄をやりかえましたので、その作り方をUPします。




まず新藁を手ですぐり、きれいな藁のみを選別します。
けっこうな量がいるので、人手と時間がかかります。




その間に、大注連縄を支える小さな縄を結います。




注連縄は3つの縄を結って作るので、3つ藁を列べていきます。
元は少なく、中心部は多く、少しづつ重ねていきます。
この作業が大注連縄の出来映えを左右する一番のポイント。




その藁を紐で5センチ間隔で縛っていきます。




完成した3本の縄を結っていきます。
まず、2本を捻りながら結い、




3本目を合わせます。




これでひとまず完成。




仕上げにかかります。




竹篦で出ている藁を中に押し入れ、




縛っていた紐を除けていきます。




散髪をして完成、約2時間30分の工程です。




最後に3個のハエを作り




お宮に取り付けます。




今年も正月を迎えることが出来ます。




次は門松作りですな。
http://bakuphoto.blogspot.jp/2011/12/blog-post_25.html




去年の注連縄は神木の楓に巻き付けます。




2 件のコメント:

  1. 昨日、地域の氏神様の注連縄を氏子総出で作りました。なかなか上手くできなかった。この作り方を前もって見れば参考になったのに残念、でも何とか社に飾れる注連縄にはなりました。

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  2. 手作りの大注連縄はご利益がありますよ。
    皆で力を合わせて作ると尚更です。
    うちの地区も最初は試行錯誤で作っていましたが、慣れてきた今では皆もくもくと自分の仕事をこなしています。

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