2012年9月28日金曜日

佐田岬灯台 -アサギマダラ-





佐田岬は日本一細長い半島、昔より岬十三里と言われて来た。
四国の最西端に位置する岬の先端には白亜の灯台があるが、今は無人である。
高校時代に自転車で行ったことがあったが、今のように頂上線の立派な道路はなく、海岸線を上ったり下ったりのぐねぐね道、とにかく遠かった。
今は自宅から約1時間30分で行ける。




駐車場から、ウバメガシの樹生林の遊歩道を下って上って下って約20分で灯台に着く。








砲台跡など戦争の遺構も。





海霧で少し霞んで見えにくいが、西の端から望んだ九州の東の端。




ハマカンゾウ

道道に花はそれ程咲いていなかった。




オオキツネノカミソリ


?


ニョキニョキ でなく ツルボ





昼食は民宿大岩にて、うに丼と海鮮丼






本日の目的のアサギマダラには一羽しか出会えなかった。
前回来たときにはかなりの数に出会えたのだが、その場所はアスファルトの遊歩道に変わっていた。
そのせいだろうか?






けれど、石鎚や天狗や石墨や三嶺のアサギマダラは、花の蜜を吸うのに忙しく、相手にしてくれなかったが、この一羽はずっと頭上や周りを、こちらが飽きるまで舞ってくれた。




無線より海霧の詳細 途切れけり


2012年9月23日日曜日

いつき組野鳥倶楽部 第2回例会 重信川河口




シラサギ マガモ カルガモ

俳句集団いつき組の50才代の懇親会・イソジン会があり、娘の部屋へ宿泊。
少々二日酔いの頭で、いつき組野鳥倶楽部の第2回例会が行われる重信川河口へと向かう。
西条の句友、俳号鯛飯さんが主催しての探鳥会である。
この俳句集団は楽しめることなら何でもありだ。




河口はすっきりとした秋晴れ、12人が愛媛県各地から参加してきた。
実は正式なバードウォッチングなるものは初めての経験。
といってもトレッキングで珍しい鳥に出会った時の為に、200mmの望遠レンズは持ち歩いているけれど。



アオサギ

10時から12時まで鯛飯氏の解説で、びっしり楽しませて頂いた。
今日出会えた鳥は20種、コサギ ダイサギ アオサギ ゴイサギ マガモ カルガモ カワウ トビ ミサゴ トウネン キアシシギ   キジバト イソシギ ハマシギ アオアシシギ ハクセキレイ セグロセキレイ スズメ ツバメ ハシボソガラス。 



アオアシシギ

鳥を撮るのは難しい、小さいのでピントが上手く合わないし、ぶれぶれだ。
泡水師匠のように、三脚を用意し800mmのレンズを構えて、一日鳥と対峙するのは性格的に無理なのだ。





トウネン

一番惹かれた鳥は、タカ科の優美な猛禽、 ミサゴだ。
何度も上空を舞ったり、ダイブを見せてくれた。
鯛飯さん、参加の皆さんお世話になりました。












本日の一枚は ダンシングハクセキレイ




2012年9月16日日曜日

久住山 -白いリンドウ-

  


早朝の芒と阿蘇の眺望

10.13のFM愛媛さんと宇和島運輸のコラボの久住山トレッキングの下見に行って来ました。
20;00に放送をおえてDJの井坂彰氏、くじゅうネイチャーガイドの山本氏にも参加して頂きました。
台風16号の影響の雨を心配していましたが、青空です。




朝6:45にやまなみハイウェイの牧ノ戸峠を出発。
最初の30分はコンクリートの急坂。




朝の柔らかい光を浴びた星生山がきれい。




このルートは最初はきついのですが、すぐに平坦になり快適です。
西千里浜は道幅も広く、気持ちの良いハイキングロードと言った感じ。




星生崎の岩の上に、目的地の久住山が霧の晴れ間から姿を見せてくれました。
九州で一番人気の山です。





くじゅう別れの非難小屋が見えてきました。
昨年来た時はかなりの人でごったがえしてましたが、台風の影響か全く人がいません。




霧が出たり引いたりでしたが、山頂に近づくにつれて霧が晴れてくれます。




約2時間半で山頂に到着、360°の素晴らしい眺めです。
40分ほど、写真を撮ったりしてゆっくりしました。



久住山山頂から瀬の本高原を望む



同 扇ヶ花を望む




時間が余ったので、本番では歩かない扇ヶ鼻へも登ってきました。
この山はミヤマキリシマの群生地、こんもりとした濃いグリーンはすべてミヤマキリシマ、花の時期にまた訪れたい山です。
眺望も良く、左から星生山、天狗ヶ城、中岳、久住山とくじゅうの代表的な山を望めます。
くじゅうは又、花の山 本日出会った花たち。



フクオウソウ


ワレモコウ


ママコナ


リンドウ



山好きの叔父が、今までに石鎚山で2回しか出会ったことのない、白いリンドウが扇ヶ鼻に咲いていました。
ガイドの山本氏が、後から登ってきたBAKUの感激とそのコメントを想像して皆に話をしていましたが、そのとおりの行動をして笑わせてしまいました。





サイヨウシャジン


ヤマラッキョウ


アキノキリンソウ


マツムシソウ

他に出会った花はシコクフウロ、ノギラン、マルバノテンニンソウ、シモツケ、イブキトラノオなどたくさん。


今日の一枚は、霧の晴れ間のくじゅう花公園




本日の温泉  九重星生温泉 山恵の湯